留学記 ＃１

「留学記」では、留学中又は留学を終えた異文化コミュニケーション学部の生徒の生の声をお届けします！！ 記念すべき第1回目となる今回は、アメリカのエンポーリア州立大学での留学を終え、現在４年生である樋口拓也さんにインタビューをしました✨

---

プロフィール

氏名: 樋口 拓也 留学先: エンポーリア州立大学

留学期間: 9カ月(2 semesters)

留学プログラム: 大学間派遣

-エンポーリア州立大学に留学した理由は何ですか？

　将来英語の教師になりたいため、元から興味があった言語学や、今まであまり勉強していなかった教育学を勉強しに行きました。また、長い期間行くことでボランティアをしたり、良い人間関係を構築したりしたいとも考えて留学を決めました。

-準備期間中、留学のために特別行ったことはありますか？

　学力をあげるや日本の政治状況・文化を知るのはもちろんのこと、とりたい授業の基礎知識があると留学先でも比較的にスムーズに授業に入れると思います。もちろんもともとの知識がなくても授業履修は可能ですが、特に人生最初の留学であれば基礎知識はあったほうが良いと思います。

　また、奨学金とかが色々あるのでそういうのにアンテナを張るのは大切だと思います。学校にもいろいろな奨学金がありますし、民間でもそのような制度(給付のもの)があるので、なるべく早く情報を集め、応募することが大切だと思います。

-どのような科目を履修していましたか？

　先ほども記載した通り、教育学や言語学に特化した授業を履修していました。そのほかにもPublic speaking や Leadership in a diverse societyなどの立教の異文化では取れない授業も履修しました。もっともハマった授業はHistory of the English Languageという授業で、古英語や中英語の詩を暗唱したり、(タイトル通り)英語の歴史を勉強したりしました。

-課外活動では何をしていましたか？

　留学中ボランティアの団体にずっと入っていました。人のために何かをするということで 自分自身もたくさん学ぶことがありましたし、そこで友達とも関係を密にすることができました。旅行ではアラスカやメキシコなど普段「海外旅行」であまり行くことのないようなところにも行きました。

-留学中、一番大変だったことは何ですか？

　勉強ですかね。500番台の授業を2つ履修して(さっきのHistory of the English Languageもそのひとつ)それがかなりきつかったです。最終的にはいい評価をいただいたので良かったですが、現地のアメリカ人でもCやDをとる人がたくさんいる授業だったので勉強は毎日朝の3時までしていました。

-留学前、やっておくべきだったと思うことはありますか？

　言語に関してですが、やっぱり語彙は大切だなと思います。ある程度文法などができるようになるとあとは語彙を増やすのが大切なことだと私は思います。語彙はいくらあってもいいものですから、日本にいるうちから1つでも多く勉強していくといいと思います。スラングなども勉強できたらそれに越したことはないですが、現地で習得することも可能だと思います。

-エンポーリア州立大学の良かった点は何ですか？

　留学生のサポートはしっかりしていたという印象があります。オリエンテーションウィークも1週間ありましたし、留学生のケアはしっかりしている大学だなと感じました。あとは、田舎の大学だったのもあってか、みんな仲良く和気藹々とした雰囲気でほとんどの人が友達でした。そういうところは田舎の大学で良かったなと実感しました。

-ズバリ留学して良かったことは何ですか？

　やはり勉強面で知識がついたなという自負はあります。いままであまり知らなかった音声学の知識や英語の歴史などに触れ成長できました。また、色々な人と触れ合う中で国の文化や慣習を知ることができました。今では韓国人に韓国語を教えてもらい簡単な会話ができる様にもなりました。

-逆に期待外れだったことはありますか？

　特になし！すべてが今の自分を形作る素晴らしい経験でした。(笑)

-今後の意気込みをどうぞ！

　今後のキャリアをしっかり見つめ、インターンや勉学に励みたいです。

-後輩に向けてメッセージをお願いします！

　目的意識を持つこと、留学で何を学びたいのか、何をしたいのか、そういうことをしっかり日本で考えてから留学することをお勧めします。そして何事も経験。いろんなことにチャレンジしていくことが大切だと僕は思います。